鹿肉を焼き肉で頂くには?お肉の選び方から下ごしらえ、焼き方まで!

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鹿肉を焼き肉で頂くには?お肉の選び方から下ごしらえ、焼き方まで!

今年も暑い暑い夏がやってきましたね。
北東北と呼ばれる、ここ岩手県大槌町も8月2日にようやく梅雨明けし夏本番です。

夏と言えば焼肉!
いつもとは少し違った「鹿肉の焼肉」はいかがですか??

 

1.鹿肉が焼肉におすすめな理由

 鹿肉は野生の鹿のお肉。

牛舎や豚舎で一年中同じ餌を食べて育つ牛や豚のお肉とは違い、季節によって違う場所で違う餌を食べています。

 

そんな鹿のお肉が特に美味しくなる時期の一つが夏。
この時期の鹿肉は「夏鹿」と呼ばれ、味が濃くジューシーな肉質が特徴。

 

そんな「夏鹿」の味わいをシンプルに楽しめるのが焼肉です!
是非鹿肉を焼肉で楽しんでみてください!

 

「夏鹿」についてもっと詳しく知りたい人はこちら

 

2.鹿肉の特徴。鹿肉を焼肉で楽しむには?

 鹿肉は脂質が少なくヘルシーなお肉。

脂質はなんと100gあたりたったの4gと、焼肉でよく食べられる牛肉の12分の1、豚肉の9分の1ほど。

あっさりとして胃もたれしづらく、大人の焼肉にもおすすめです!

※鹿肉:にほんじか/赤肉/生
※牛肉:うし/[和牛肉]/ばら/脂身つき/生
※豚肉:ぶた/[大型種肉]/ばら/脂身つき/生
※鶏肉:にわとり/[若どり・主品目]/もも/皮つき/生
食品成分データベースより

牛肉や豚肉の焼肉では脂の旨味を楽しみますが、脂質が少ない鹿肉では赤身自体の旨味を引き出す味付けがポイント。

さらに、脂質が少ない鹿肉をジューシーに焼き上げるには、いかに水分を失わせないように焼くかがポイントです!

これ以降では、そんな鹿肉を焼肉で美味しく召し上がって頂くためのポイントをお伝えしていきます!

 

3.ジューシーに焼き上げる!鹿肉の焼き方3選とそれに合ったお肉の選び方

 脂質が少なく、水分が抜けやすい性質の鹿肉。

そんな鹿肉をジューシーに焼き上げるには3つの方法があります!

(1)高温でさっと焼く!

カットしたお肉は、低温でじっくり焼くとお肉の水分が失われてしまいます。

遠火でじっくり焼く炭火焼は鹿肉にはNG。

アツアツに熱したスキレットやフライパンを使い、高温で短時間で焼き上げてくださいね!

BBQ用品として流行し、今では室内で使われることも増えてきたスキレットは、厚みのある鉄のフライパンで、一度熱すると食材を載せても温度が下がりにくいのがポイント。

鹿肉を焼くのにもってこいの道具です!

スキレットがない場合は、十分な火力とアツアツに熱したフライパンを使うなど工夫してみてください!

高温でさっと焼くのに適した部位

①鹿肉の王道!しっとりと柔らかい上質な赤身肉、ロース

ロース肉は、背骨の両脇に沿うように腰から背中に一方向に筋繊維が通った長いお肉。

MOMIJIのロース肉はブロックの状態で届くので、解凍後、ご自分でお好きな厚みにカットしてお召し上がりくださいね。

柔らかい歯触りを楽しむには、繊維を断ち切るように、上の写真のように長い方向に対して垂直にカットするのがポイントです。

厚み8mm~10mmほどの厚めのカットで上質な舌触りを楽しんでくださいね!

MOMIJIプレミアムの鹿肉は、若い個体だけを選別し、しっかり血抜きをして、冷却して1時間以内に工場に搬入しているので、臭みがないのが特徴です。

熱したオリーブオイルに、こだわりのお塩と粗挽きコショウのシンプルな味付けで鹿肉の旨味を楽しんでくださいね!

MOMIJIプレミアムについて更に詳しく知りたい人はこちら

▼大槌鹿ロース肉のご購入はこちらから

②超希少!繊細でフワフワとした柔らかい食感が特徴の「ヒレ肉(ヘレ肉)」

1頭からたった200g程しかとれない超希少部位。

インナーマッスルであるヒレ肉(ヘレ肉)は、筋繊維が細く、繊細な舌触りが特徴。 鹿肉のなかで最も柔らかいお肉です。

フワフワとした、他のどの部位とも一線を画す舌触りで、食べてみてほしい部位ランキング堂々の第1位

希少な「ヒレ肉」を是非焼肉で楽しんでみてください!

切り方はロース同様、長い方向に対して垂直に、繊維を断ち切る方向に厚み1cm程度でカットしてくださいね!

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(2)ローストの手法で水分を中に閉じ込めじっくりと火を通す

 

(1)で紹介した「高温でさっと」と対極のように思われてしまうかもしれませんが、脂の少ない赤身のお肉をしっとりと焼き上げるために生まれたのがこの「ロースト」。

初めに高温で表面を焼き付けて水分を閉じ込めつつ、低温でじっくり時間をかけて火を通すのがこの方法です。

カットしていない、ブロックのままのお肉を購入して試してくださいね。

加熱前に、お肉をしっかり常温に戻してから焼き始めるのがポイント。

表面をしっかりと焼いて固めた後は、アルミホイルで包み、遠火でじっくり火を通します

お肉の厚みや、そのときの火力、周囲の気温によっても加熱時間が変わってしまうので、何度も試しながら最適な加熱方法を見つけていってくださいね。

「究極のロースト」を見つけるその過程は男の求道系料理とも言えそうです。

③ローストにおすすめ!噛み応えのあるしっかりした食感が特徴。モモ肉▼

 

中がピンク色のしっとりジューシーなローストが食べたいけど調理が難しそう…
そう感じたあなたには加熱調理済みの「ローストベニソン」がおすすめ!

④調理済み、中ピンクでしっとりジューシー「ローストベニソン」

ブロックのまま表面をさっと焼き付けてお好きな厚みにカットすれば、焼き目が香ばしく中がしっとりの鹿肉のローストが味わえます。

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(3)味に漬け込んでから焼く

脂質が少なく、水分が失われやすい性質の鹿肉。

しかし、実は、お肉には適度な塩分があると水分が失われにくくなる性質があります!
このお肉の特性を利用するのが漬け込みの方法。

市販の焼肉のタレに漬け込むのもいいですが、せっかくなら鹿肉の旨味がよくわかるシンプルな味付けで味わってみませんか?

焼肉におすすめの商品なのが「大槌鹿の寒こうじ漬け」

秋田県の伝統調味料「寒こうじ」は甘みの強い発酵調味料です。

この「寒こうじ」に鹿肉を1日漬け込むことで、鹿肉のたんぱく質が分解されて旨味成分に変わり、ますます柔らかくて鹿肉の旨味がしっかりと味わえる商品に仕上がっています!

こちらも(1)同様、水分が失われないようにフライパンなどで強火でさっと焼くのがおすすめ!

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4.まとめ

鹿肉を焼肉で美味しく召し上がるための方法3種類をご紹介しました!

この3種類を駆使していろいろな方法で鹿肉の焼肉を楽しんでみてくださいね!

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※鹿肉には、牛肉や豚肉と同様に、食中毒の危険があります。厚生労働省の指導に従い、中心温度が75℃で1分間以上、またはこれと同等以上の加熱を行ってください。同等以上とは、例えば「中心温度70℃であれば3分」「中心温度65℃であれば15分」です。
参照:https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/000365043.pdf

 

 

 

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  • 工藤秀佳